こんばんにちは(=゚ω゚)ノ
Yosemiteを落ち着かせます。
このシリーズ最終章!
続きをどうぞ
※画像と文字が多いため読み込みに時間がかかるかもしれません。ごめんなさい。
調整
自己責任でお願いしますね。
その3では、その1、その2でインストールまで行ったYosemiteを、USB経由じゃなくてもブートできるようにしたり、いちいちブートオプションを打たなくていいようにしたりします。
LANやBluetoothを有効にしたりもします。
とりあえず使えるな、程度ですが…
1.Yosemite起動
USBメモリから、ブートオプションを指定してYosemiteを起動します。
起動している場合はそのままで。
2.MultiBeast
やっとMultiBeastの出番です。
以下は、私の環境で選択したものです。
それぞれの環境について様々な可能性が考えられますので、ネットで検索したり、いろいろ試してみたり…です。
2-1.MultiBeast 始動
ブートに使用しているUSBメモリに入っているはずなので、finderから開きます。
2-2.Quick Start
今回はDSDT Freeを使います。マザボ用のDSDTを拾ってきても良かったのですが、様々な条件がある中、自分の環境に合うものを探すのが大変なため、やめます。
(というか、自分の環境にあったものがあったけど、役に立たなかった…)
2-3.Drivers
2-3-1.Audio
今回は外付けを使うので何もしません
2-3-2.Disk
3rd Party SATAを選択
2-3-3.Graphics
解像度あってるので問題なし
2-3-4.Misc
FakeSMC v6.16.1372は強制されてます
USB 3.0 - Universalを選択
2-3-5.Network
AppleIntelE1000e v3.2.4.2を選択
2-3-6.System
Patched AppleIntelCPUPowerManagement
の中の
OS X 10.9.0を選択
このCPUの電源管理系が安定につながるかも…?私は試行錯誤した結果これが必須でした。
2-4.Bootliaders
Chimera v4.1.0を選択
2-5.Customize
2-5-1.Boot Options
Basic Boot Optionsは強制されてます
GraphicsEnabler=Yes起動時に指定していたので。
Hibernate Mode - Desktopスリープ有効に
Kext Dev Mode強制されてます
Verbose Bootどちらでもいいですが一応
2-5-2.SSDT Options
Sandy Bridge Core i7を選択
2-5-3.System Definitions
そのままです
2-5-4.Themes
そのままです
2-6.Build
適用されるものの一覧です。上手くいく組み合わせが見つかった場合は、メモをしたり、右上の「save」から保存しておくのも良いでしょう。
2-7.Install
インストール!
読んだら…Agree
2-8.待ちます
少しかかります。
2-9.Install Succeeded
3.Yosemite再起動
Yosemite再起動します。
4.BIOSに入る
「Del」等でBIOSに入り、オンボードデバイスの設定を変更します。
私は、
Bluetooth
1394
Marvellコントローラ
JMB のなんか
Asmedia USB 3.0コントローラ
Intel LANコントローラ
を有効にしました。
オーディオ以外デフォルトですね。
また、CPUのIntel VTも有効にしました。
保存してリセット
※先ずはUSBメモリなしで起動するようになって欲しいので、このセクションは飛ばします。USBメモリなしで正常に起動したら、次は必要なオンボードデバイスを有効にします。
5.ブートメニュー
F8等でブートメニューを表示し、
「YosemiteをインストールしたSSD」を選択します。
ここでは
「AOS0 M4-CT128M4SSD2」
にカーソル合わせてエンター!
6.ブートローダー
ブートローダーが自動でYosemiteを呼んでくれます。(見てるだけでいい)
ここでPress Any Keyでオプションが指定できますが、Yosemiteが起動不能になった場合はUSB経由のほうがいいです。インストールしたブートオプションと2重で指定されたりしてうまく進まないからです。
7.起動
MultiBeastでインストールしたドライバ類や、ブートオプションなど、適正なものを選択し、正しく機能していれば正常に起動します。
Verboseブートなら文字がダーっと流れます。が、-xを指定していない場合ではファイルのチェックを行わないため、結構早いです。
※オンボードデバイスを無効にしたままでも起動途中で止まった場合
少し待ちましたか?それでもダメなら、2-5-1.で選択したブートオプションか、その他CPU関連の選択が間違っていることが考えられます。止まった画面にエラーが出ていたらある程度推測できるかと思います。
この記事「その3」の最初からやり直して、インストールするブートオプションの組み合わせを変えてみます。
ただし、二重でMultiBeastを使うことになってしまいますので、できればYosemiteをインストールし直す所からやるのがいいと思います。
※オンボードデバイスを有効にしたら起動途中で止まった場合
少し待ちましたか?それでもダメなら、やり直しです。BIOSからオンボードデバイスを無効にして、この記事「その3」の最初からやり直して、インストールするドライバ類を変えてみたりします。その際、止まった画面の最後あたりの文字列にヒントが隠されているかもしれません。
Bluetoothだけ無効にしたら起動する…とか。
ただし、二重でMultiBeastを使うことになってしまいますので、できればYosemiteをインストールし直す所からやるのがいいと思います。
ここに書いてある解決策はあくまでも一例なので、我流を見つけてください。
8.サインイン
右上のセーフブートの文字がありませんね。
インストール時に設定したパスワードを打ってEnter!
9.デスクトップ
できました!
ついに!
起動した方おめでとうございます!
インターネットも有効になっています。
10.アップデートについて
OS自体のアップデート(10.10.3→10.10.4になったりするやつ)を行う際は注意してください。AppStoreからアップデートすると再起動時に起動しなくなりますので、USBメモリからブートオプションを指定して起動し、成功時と同じ構成でMultiBeastを実行します。
Appleからコンボアップデートのファイルをダウンロードしてインストールし、再起動前にMultiBeastを実行する方法があるようなのですが、まだ試してないですm(_ _)m
今度試して成功したら記事にします。
今回はiTunes等のアップデートだけだったため、普通に実行してうまくいきました。
おまけ
まとめ
以上、長い行程お疲れ様です。
仮想マシンも合わせると、インストール回数は
Mac≫Win
になってますw
Hackintoshは、昔はOSx86という名前がよく使われていましたが、僕が知るなかでは10.4や15.5などは様々なブートローダーを試したりkextをたくさん選んだり…インストールイメージ自体を改造したやつもあったような…
今でもMacのインストール方法は何種類もありますが、それでも前よりハードル低い気がします。だからこそ自分もできたんだと思ってますw
HackintoshではiCloud系のサービスが使えないものが多いようですし、Windows専用デバイスはMacでは使いにくいとか、使えない、というものばかりで実用には程遠いものが感じられます。
が、そんなことはどうだっていい!
あのOS XがWin機で動いていることに感動するためにみんなやってるんだ…!
ではでは
コメント