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こんばんにちは

半年ぶりの更新となります。

このたび、モバイルでのリスニング環境を整備したかったため、OPPOのHA-2SEを購入いたしました。 

DAPとしてiPhoneを利用しているのでいろいろと(音途切れ問題)ありますが、それについても記載します。

続きをどうぞ

  

 

 

  • なぜモバイルのリスニング環境を整えようと思ったか

一人で行動する機会が増えたからですね。特に、電車等での移動が以前に比べて増えて「こういうときにいい音で音楽を聴けたらな~」と思うことが増えたからです。iPhone直挿しで聞くのって結構ノイズが乗ってたり、力がなかったりと聞いてて面白くなくなってしまうところがあったんですよ。 

 

また、HA-2SE購入前後にiPhone6sから7に代わりまして、つまり3.5mmジャックがなくなりまして。付属のLightning to 3.5mm使ってもいいのですが、どうせUSB-Lightningケーブルとかと同じように被覆が酷いことになるんでしょ。と思ったのも理由です。 (というか、あの中だけでDACとイヤホン駆動してるって怖すぎる)

 

 

  • HA-2SEを選ぶまでの道のり

いつも通りダラダラと書いていきます。

最初は、DAPを買うか、DAC内蔵HPAHPA内蔵DAC)(以下ポタアンとします)を買うか、悩みました。私が考えたそれぞれのメリットとデメリットを挙げます。なお、ポタアンはiPhone7との組み合わせを前提としています。

 

DAP

  • メリット

o    iPhoneと独立できる。

o    OSAndroidの場合、私の場合)初のAndroid端末が手に入る。

o    再生アプリの段階からオーディオ機器としてのチューニングが施されている。

  • デメリット

o    iPhoneと独立してしまう。

o    端末が一つ増えて持ち歩きに邪魔。

o    管理する端末が一つ増える

o    同じ予算の場合、スペックが劣る。

 

ポタアン

  • メリット

o    iPhoneDAPとして使える

o    同じ予算の場合、スペックが高め

o    PCでも使える

  • デメリット

o    iPhoneと繋ぐので移動時は特に邪魔

o    何と言っても邪魔

o    そして邪魔

 

 

このような感じになりました。

以下でメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

 

DAPiPhoneと独立するため、音楽を聴きながらiPhoneの操作をする際もケーブル位置はそのままだし、定位置さえ見つけて仕舞えば邪魔になりにくいです。しかし、DAPによりますがiPhoneTwitterとか見てて、気になる動画を見つけた時とかに差し替えたりする面倒や、 iPhoneの通知に気付きにくくなってしまいます。

ポタアンならそのようなことはありませんが、常にiPhoneがケーブルで縛られるので邪魔になることは間違いないです。冬は服にポケットが多いのでいいですが、夏はジーンズのポケットに2台突っ込むのはなかなか厳しいし、見た目も悪いです。

とは言え、同じ金額なら音楽再生に特化したポタアンのほうが色々とスペックは高くなりますし、プレイヤー部分と切り離されることでノイズ軽減につながる可能性もあります。

また、大抵のポタアンはPCでも使えるので、PCでのイヤホンやヘッドフォンでの環境強化にもつながります。しかし、DAPPCDACとして使えるものもあります。ただし、やはりPCDACとして使うことも考えるならば前述のように同価格帯ならポタアンの方に軍配が上がるでしょう。

 

DAPの場合ですと、メーカーが専用に設計したプレイヤーアプリをAndroidに搭載していたり、専用OS搭載であったり、Androidと専用OS両方搭載だったり、と言うものがあり、どれにしてもハードウェアに対して専用に設計されたプレイヤーがあります。OS自体のカスタマイズがされたりして、ハードウェアに対してフルスペックを生かした確実な動作を保証してくれるはずです。

しかし、専用設計が故にメーカーごとに完成度がマチマチであったり、バグが多かったり表示が見難かったりといった使いにくさが目立つ場合もあります。海外製だと日本語表示に問題がある可能性も否定できません。

iPhoneDAPとして使う場合、やはりiOSという洗練されたUIを使用することができ、また日頃から使っていて操作に慣れていることもあり、そちらの方が使いやすいかもしれません。しかし、iOS標準搭載のミュージックアプリは外部DACを接続しても 48kHzまでしか再生してくれませんので、ハイレゾ再生をする場合は別途アプリを購入する必要があります。無料のものもあるかもしれませんが、昨日が限定的な場合が多いので、結局買うことになるかと思います。その場合はほとんどの場合1000円を超えます。とはいえ、アプリさえあればLightning経由での出力は384kHzであろうと DSDであろうと出力できますので、DACの性能によってきます。

 

あとは、モバイル端末はiOS端末しか持っていない私からするとAndroid端末が手に入るとAndroidの使い方がわかるようになる、というメリットもあるかもしれませんが、音楽を入れないといけないし、色々メンテナンスすることが増えます。iPhoneDAPとして利用すれば今まで通りでいいので、基本的には楽です。ハイレゾ楽曲に関してはハイレゾ対応プレイヤーのファイル共有に突っ込んだりダウンロードしたりする必要はあります …が、基本的には44.1kHzが多いので、ミュージックライブラリは今まで築き上げてきたものを使えます。

 

 

えぇ長ったらしく書いてきましたが、だいたいこんな感じです。 

これだけ長々と書いておいて、だからどうしたって話です。仕方ないです。 

 

 

もちろん、搭載しているDACに関しても調べたりしました。試聴もしました。 

結果的にはタイトル通りOPPOHA-2 SEを購入するに至りました。 

 

 

  • 感想等々

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こんなパッケージです。この中に、 
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こんな化粧箱が入っていました。硬くて頑丈です。こういうの好きです。 
ふたを開けると、 
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本体が現れました。いいっすねぇ~ 
かっこよい 

箱の中は二段構造になっていて、本体の下は 
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マニュアル的なものや充電器が現れました。 

内容物は以下です。 
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左上がDAPと束ねるためのバンド2 
ケーブル三本は上から 
              microUSB to microUSB 
              USB-A to Lightning 
              3.5mm to 3.5mm 
となっていますね。 
白いケーブルがUSB-A to microUSB 
そのうえが先ほども写っていた専用充電器 
です。メーカー独自の高速充電機能を利用するには付属の充電器とケーブルを使用する必要があります。 
もちろんパソコンのUSBポートでも通常の充電をすることができます。 

本体を見てみましょう。 
20170405_084732704_iOS

上面にはLine Out/Audio In兼用の3.5mmジャックと、ヘッドフォン出力用の3.5mmジャック、そして電源スイッチ兼用のボリュームつまみがあります。 
Line Out
は固定出力ですが、GainスイッチのL/Hは影響します。 
ヘッドフォン側は通常の3極のものも使えますが、4極にも対応しており、GNDセパレートでチャンネル間クロストークの改善が望めます。 

20170405_084705819_iOS

側面には残量確認したりするボタン、Bass+スイッチ、Gainスイッチがあります。 
LED
は緑4つで残量確認が可能で、少し離れているLEDはモバイルパワーバンク機能を使用している場合に点灯します。内臓バッテリーは3000mAhなのでスマホ1回分くらいは充電できそうです。 

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底面は入力切り替えスイッチ、USB-A入力とmicroUSB入力ポートがあります。 
USB-A
に接続した機器にモバイルパワーバンク機能を使用することができます。 


iPhoneの場合はiPhoneを充電しながら再生もできます。 
ただし、HA-2 SEを充電しながらモバイルパワーバンク機能を使用することはできません。 


Android
端末を所持しておりませんので以下はiPhone7との組み合わせでの内容となります。 

iPhone
との接続には付属のLightningケーブルを使用しても、家にあるケーブルを使用しても基本的には問題ないです。 
入力切替をAにしてiPhoneと接続して電源を入れると、iPhoneが自動的にHA-2 SEを認識してくれますので、そのまま再生が可能です。 
ただし、iOSに最初からインストールされているミュージックアプリは48kHz/24bitまでの出力にしか対応していませんので、それを超えるハイレゾ音源をダウンサンプリングせずに再生したい場合は、他のプレイヤーアプリをダウンロードする必要があります。 
NePlayer 
KaiserTone 
HF Player
mora
iAudioGate
 
などがあります。 

ここでHA-2 SEのスペックをざっと見ておきましょう。 

DACチップ

ESS Sabre32 Reference ES9028Q2M

入力フォーマット

ステレオPCM,ステレオDSD (DoP v1.1 またはNative形式)

PCMサンプリング周波数

44.1 kHz – 384 kHz16 / 24 / 32 bit

DSDサンプリング周波数

2.84MHz, 3.072MHz (DSD64)5.68MHz, 6.1444MHz (DSD128)11.28MHz, 12.288MHz (DSD256Native形式のみ)

OPPO製品紹介ページより 

改めてみるとすごいスペックです。 

ハイレゾといっても192kHzのものはリマスター版が多かったりするし、384kHzの音源なんて見たことないし、DSD256もほとんど見たことがありません。

十分すぎるスペックです。 

 

 

  • しかしそこで 問題が。 

さて、iPhoneと接続して音楽を聴きます。 
いざ家で落ち着いて聞こうとなると問題は起きにくいのですが、外出先でiPhoneHA-2 SEの組み合わせで音楽を聴いているとある問題が起こります。 

音が切れる

色々なところのレビューでも言われているので知っている方も多いと思います。私もそれを知った上での購入です。

 

具体的にどのような症状なのかというと、私の場合は、HA-2 SE経由でイヤホンで音楽を聴きながら移動していると、突然音楽が止まります。

iPhoneを見ると、HA-2 SEを認識していない状態になっています。つまり、接続が切れたために音楽も停止されたということです。

また再生するとiPhone本体のスピーカーから流れてしまうので、ケーブルを接続し直すか、HA-2 SEの電源を入れ直すか、する必要があります。

この症状は不定期に発症し、トリガーもわかっていません。

この問題はLightningケーブルを付属のもの以外を使用しても起こります。ただし、付属のものを使用している時が頻発している気がします。

Amazonで別のL-LLightningケーブルを購入して今はそちらを使用しているのですが、発症頻度は低くなりました。

どうも、本体側のUSB-Aポートに接続するとグラグラしていて安定しないので、これも原因の一つなのかなと思ってます。

 

この問題はPCとの接続では全く発生しません。

ネットを見てもAndroid端末で発生したという事例を見かけないところを見るとやはりUSB-Aポートが原因かな

せっかくのいいデバイスなので、改善をお願いしたいですね。

 

 

  • 使ってて気づくことなど

本体は使っていると温かくなります。

ある程度駆動させていると温かくなります。が、触れなくなるほど熱くなることは今のところありません。妥当なラインだと思います。

 

ノイズを拾うことがあります。

iPhoneと一緒に使っていて、iPhoneと重ねて持って音楽を聴くとノイズが聞こえることがあります。ホワイトノイズではなく、明らかに電磁波を拾っている感じです。持ち方によるようです。

 

ボリュームノブやスイッチが勝手に変わることは少ないです。

ポケットやカバンに入れて使っているとボリュームが変わっちゃうんじゃないかと心配していましたが、使っている限りそんなことはありませんでした。環境によるでしょう。

 

頭切れします。

アイドル時は出力がオフになっているようで、再生して少ししないと音が出ません。大音量時は注意です。

 

 

  • パソコンで使ってみて 

まず、パソコンと接続すると必ず充電が開始されるので、ノートパソコンなどで使うとバッテリーが吸い取られます。

Macで使用する場合は標準ドライバで動作します。Windowsの場合は専用ドライバをインストールしないと動作しません。ドライバは公式サポーページよりダウンロードできます。

すると、OSが認識しますので、あとは音を再生するだけです。

foobar2000 などの出力デバイスを指定するプレイヤーでは、HA-2 SEを選択してやります。

DSD音源の再生には、プレイヤーによっては追加の操作が必要になります。

WindowsではASIOで動きますので、再生デバイスとしてSONARからも使えました。

 

 

  • まとめ

以上、だらだらと長く書きました。読んでくださいまして感謝申し上げます。

オーディオ機器の記事なのに音質レビューをしていないという謎現象を起こしてますが、音質に関してはほかのサイトを見ていただいた方がよほどわかりやすい評価がされていると思いますので

 

ではでは

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